小雨降りしきる秋の夕暮れ。
連れが遅れて19:00ジャストくらいに中へ。
スタッフがやたらと「ストロボ効果が多用されるので体調管理にお気をつけ下さい」と叫んでいる。
1ドリンク券を購入し、とりあえず酒。
毎度の事ながらソフトドリンク(300円)と酒(700円)が同じチケットなのはどーなんでしょう?
ちなみにカタカナで「エビアン」と書かれた水は海老の香ばしさに溢れたイメージがする。
19:00を少し回って、中を覗くと・・・・
おお!すげえ混んでる!
前座が始まってるのだが、なんだこの人は。モグワイってそんな人気あったっけ?
ちなみのこの前座RATRAT・・・なんだっけ?なんとかっつーバンド。
けっこーいい音出してる。嫌いじゃない。
なんかアッサリ終わって真打登場。
淡々としたスタート。
予習不足ですまんが新作ではないようだ。
LIVEの1曲目を新作から出さないのはかなり珍しい。
ほぼ9割がインスト。
ドラム、ベース、ギター、シンセ。多少、露骨に人工的な歪みがあるが
ノイズの海をすごく自然に感じさせる音。
スタジオコーストの天井は赤いスピーカー、ミラーボール。
見た目のセンスは結構悪い。機能美はあるんだけど。
その機能をフルに使ったLIVE展開。
内臓に響き渡る重低音。そして静寂。
2曲目を終えた時点でオーディエンスを飲む。
「サンクス」と照れくさそうに言った直後、全員がハッとし、拍手喝采。
轟音のクラシックコンサートのようだ。
安心して見ていられる演奏。やっぱりレベル高いなあ。
ただし、締めの1曲は微妙。
電子音のオンパレード。多少くどいループ。食傷気味の音域。
残念だなあ。
全体的に言うと、「癒し」には持って来いのLIVEだった。
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