GREEN DAY 2010.1.23 at さいたまスーパーアリーナ
OPEN15:30 START17:00
 
  
やってきましたグリーンデイ。
こないだのブリッツは行けなくて残念(ホントは行けたけど)だったので、気合が入ってます。

さてさて、最早クリエイティブマンのアリーナクラスとなれば、すっかりお馴染みのスーパーアリーナ。
時間的に見ても前座が終わるのは17:30くらいと見て、のん気にメシ食って埼玉へ。

さいたまアリーナの裏技(?)じゃないんだけど、実はここ
開演時間を過ぎると満車の表示のアリーナ地下駐車場が警備員の確認で入れるようになるのだ
(注・あくまでもこれまでの経験上)
過去、5回ほど、この技で地下駐車場に入れているので、なんか当然の如く地下駐車場から会場へ。
これで鬼のような行列のクロークを使用することなく、Tシャツタオル姿で場内へ。

アリーナ前方は意外と座ってる連中も多く、のんびりムード。
しかも「気合入ってる組」を必要以上に恐れているのか、なんかAブロックなのに後方で見ると決めてる連中多数。
ただ・・・コート着たまま前方にいるような「初心者っぽい人」も混じってました。
そしてそれを笑っていた奴はトゲトゲ付の革ジャンでした。やめてほしい・・・。

なんかすでに前座は終わってたぽく、20分ほど待って18:00.。
着ぐるみのウサギが登場してひとしきり暴れていった。ビリーかと思ったけど違ったぽい。
で、暗転してグリーンデイ登場。
ハイ、おしくらまんじゅうスタート!
これぞ「20世紀のMTV人気ランキング」でマイケルジャクソン、ニルヴァーナを抑えてNo1に輝いたバンドです。
オークションでチケット1枚8万円越えのバンドです。

うむむむむ。さすがグリーンデイ。
んで、興奮の中、21ST CENTURY BREAKDOWNからスタート。
この曲で、だいぶ前にいた女子供が後ろに逃げました。
「すいません、下がります」って。なんかこういうの久々。

が、そのおかげで、なんか結構、空間のある込み具合。
モッシュも思ったよりきつくないし。これならレイジの方がきつかった。
ちょっと余裕になったところでKNOW YOUR ENEMY。
やっぱ新作を放り込んでくる。

とにかくテンションの高いグリーンデイ。
何度、観客にOH〜O!を要求したか分からない。
そんで、とにかくステージにも客を上げまくる。
ある意味、グリーンデイお馴染みの「観客上げて→飛べ」の連続。
で、やっぱり出ました「歌えるやついるか?」今回は丸々フルコーラス歌わせる大サービス。

なんかやりたい放題のワルガキっぷり。
スーパーアリーナがリキッドルームくらい小さく感じる。

に・・・しても・・・・元気良すぎじゃね?
ちょっとアリーナのみんなの疲れが見える(笑)
と、ここでカバー連発。マイジェネレーションやらスタンドバイミー、サティスファクション、ヘイジュード。
やりすぎ感も手伝って、ちょっと小休止。
なのにBASKET CASE!ステージにすげえ勢いで炎やら花火が巻き起こる!
オイオイここ屋内だぞ!異常なほどの長いファイアータイム!今日一番、頭の上を人が行きかった。
さらに水鉄砲をバンバン発射。拭けとばかりに自動トイレットペーパーガンを発射。
着ろとばかりにTシャツ鉄砲も発射。やっぱり常にやりたい放題。
極め付けにSHE→KING FOR A DAY〜SHOUT。・・・ゼエゼエ・・・・・・。
ビリーさん・・・30手前のおっさんにはキツイです。てか、完全にアーティストにオーディエンスが負けてる。
21GUNSをやったのは後から調べたら21曲目だったらしい。すでに結構グロッキーで聞き入る。
でもこの曲は、やっぱすげえ。

一旦下がって、数秒でアンコール開始。
・・・もう何も言うまい。
AMERICAN IDIOT→MINORITY。もはやどうにでもなれ状態のアリーナ。バンバンダイブとモッシュが行きかう。
さらに。今度はこれまたものすごい量の紙吹雪!
なんか今回、すげえなあ。

観客が完全にへばった状態で、ビリーがアコースティック三連発で締め。
120分以上、計27曲。さんざん暴れた結果です。

U2とのコラボやら、壮大なテーマの新作やらで、大人になっていたと思ったグリーンデイ。
LIVEは全然、そんなことなかった。
安心したっつーか。なんつーか。してやられたっつー感じ。

ヘロヘロで自動販売機に並ぶ観客の姿が全てを物語っていた。