Muse 2010.1.12 at 日本武道館  
OPEN18:00 START19:00
 
     ←みんなで歌おう ア〜ア〜ア〜〜♪
昨日までの大わらわのスタートダッシュがひと段落。
今日は後片付けで休むわけにはいかなかったので、仕方なく朝一時間早く出社して17:30に退勤しますた。
誰にも文句は言わせないぜ。

で、会社の前に停めておいた車内で着替え。
九段下までは30分くらいだった。

小雨の降りしきるド寒い中、アホのようにロンTとタオルを巻いて武道館に走りこむ。
入っちまえば人ごみで寒くはないだろう。
と、1Fと書かれた入り口でチケットを見せると「アリーナ席の入り口はあちら側です」
ファッ×。こういう所が武道館の嫌なところ。

で、入り口からアリーナまでも混雑気味。クロークは長蛇の列なので、車内に荷物を置いてきたのは正解。

Aブロックは左の前。武道館のブロックはスタンディングの場合、前がA・B・C。後ろがD・Fとなるケースが多い。
しかし、稀にA1とかA〜Eまでが前とかがある。この辺も武道館の嫌なところ。

今回、アリーナに関しては即日ソールドアウトという恐るべき人気を見せ付けた英国最強のLIVEバンド。
みんな、待ちに待っていたバンドである。
この人気だと、多分、夏フェスのトリに相応しい大物に成長したと言えよう。

会場の入りはパンパン。何故、平日の夜に一日しか東京でやらないのだろうか・・・・。
武道館のいいところを挙げるとすれば、会場の狭さである。
指定席もステージまでかなり近い。傾斜も急で見やすさは最高だろう。
下手に後ろのブロックでアリーナになるなら指定席の方が良い。

アリーナでじりじりしながら待っていると、なんとAさん来場中。
ツレが急遽、リタイアしたので、フロアは違えど仲間がいるのは心強い。
メールでやり取りしながら登場を待つ。

19:20頃。前座は無し。
恐ろしいほどの歓声でMUSEが登場した。

イントロから流れたのは新作からの先行シングル。
とにかく女子率が高いMUSE。そのLIVE姿、壊れっぷりはビジュアル云々関係なくカッコイイからだろう。
そこからは最近のアルバムから定番の曲でアッパーなものを叩き込む。

デビュー時から「MUSEを聞くならLIVEを見ないと」といわれている通り、多分世界で最高のLIVEバンドだと思う。
実際に、世界No1のパフォーマンスの称号を何度か手にしている。
その秘訣は、あまりにも単純で恐縮だが「上手い」ということに尽きる。
楽曲も怪しさ満載のものから奥深い壮大なものまで幅広く、CDでやりすぎに思える曲が全く重苦しく感じない。
LIVEバンドとして、その本数を重ね挙げてきた叩き挙げのバンドだということが伺える。

特に、今回の武道館公演で悲鳴が上がったほどのレア曲Dead StarとCan't take my eyes off you!
Can't take my eyes off youなんて本家のボーイズタウンギャングより人気出るんじゃなかろうか。
「元祖」アドバルーンバンドなので、やっぱりアドバルーンも出てきたし。

クイーンさながらの新譜は明らかに宇宙を感じさせるような出来で、多少「どうなんだろう」と思わせられる曲も
あったが、多分、ネットで今回の武道館公演を検索すれば「最高!!」という書き込みが並ぶとおり、全体としては
素晴らしい展開であった。
欲を言えば、Feering Goodも聞きたかった。フジで花びらを撒いたマシューはすげえカッコ良かった。

アンコールでは何故かガチャピンの気ぐるみを披露したがPlug In Baby〜 Knights Of Cydoniaの締めは
最早あり得ないほどの盛り上がり。
やっぱこれだよね。みんなで手を振り上げて
ア〜ア〜ア〜〜♪ア〜ア ア〜ア〜〜〜♪

今年最初のLIVEは、期待通りの結果に終わって、非常に良かった。・・・といかMUSEのLIVEは鉄板だな。