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2010年9月16日(木)
iPod 狂想曲

第4世代のTouchが出ました。
・・・そう、出てるんです。量販店に。

まあ、nanoでやられてたんで、オンラインより早いのは予想してたし
明後日には我が家にも届くんで、スルーしてたんだけど、

社内で打ち合わせをして席に戻ると、上司が
「お前、Touch調達できないか?」と言ってきたので
「明後日には自前のが届きますけど・・・今すぐってことですか?」と返したら
「そうなんだよ。なんか量販店に出てるって話で、テストチームがすぐ必要だって。」

実は、それオレがソースなんだ。
昨日、うっかりテストチームの人に
「なんか今日から出回ってるらしいですよ。ネットより早く。」とポロったばっかりに
オレは手に入るルートを知ってると思われたらしい。

自業自得なので、思い当たるフシを当たる。
・・・昨日のうちに言ってくれたら確実に押さえられたのに・・・。

ところが、意外にも一発目でヒット。在庫ありだ。
「どーします?」って言ったら、
上司が「よし、オレが買ってくる。お前はアッチの進行頼む。全部お前が決めていいから。」って

・・・・オイ!
オレに全部押し付けて行くんですか!モノだけ押さえさせて!
今日はこのあとオーディションやら、図面やら、印刷物のデザインコンペやら、
首相並のスケジュールなんだぞ。
いや、今の総理だったら、今日のオレの方が忙しい。選任投票で一喜一憂してろ。

そんなわけで、社内で一人残業のオレ・・・。ピザ頼もうかな・・・。
相変わらず、責任者という名のタダの何でも係。
おまけに上がってきたデザインはダサい・・・。デザイナー変えろつったろうが!
このレベルだったらオレでも描けるわ!と憤る。

納期とスケジュールだけが追いかけてくる。
iPadの方もフル稼働で、帰りの電車内でもビジネスモード全開。みんな飽きてんだろ。
オレは携帯充電器で充電させながら使ってるぞ、チキショー。
こんだけApple社製品に貢献してるんだから、せめてオレのTouchは量販店と同時に
納品してほしかった・・・。

今度、アジア法人営業部の奴が来たら文句言ってやろう。

週末はTGSの視察が入って、届いたTouchでは遊べそうにないし。心が病む。

帰りに気晴らしに美術館か写真展でも寄ってこようかな。
でも、そこでもデザインサンプル探しになる気がして気は休まらない・・・。
ああ、思い出してしまった・・・クソデザイナーめ。

2010年9月12日(日)
風物詩

と言ってもいいiPodのリニューアル。
毎年「Apple側がリークしているだろ」と言わんばかりの告知イベントだけど、
今年はリアルタイムのUstreamで
ジョブズのプレゼンを見てました。
やっぱり上手いよね。

さて、nanoというコンセプトの通り、touchのミクロ版となった
新型機、そして、予想通り上手く主力機をtouchにシフトさせる。
とりあえず二つとも予約しました。
nanoは中国から、空輸で明後日くるみたい。

そんなオモチャとして使っていたはずのiPodも
遊びの道具だけではなくなってきた。
社内でiPadを活用する運びとなり、ほとんどオレが運用の企画を担当することに。
それ自体は悪くないんだけど、時期が悪すぎる。

イベントの絡みで、印刷物、企画、実行・・・
まあ、夏の間から恐れていた繁忙期の到来です。
しかもオレだけの。

毎回、こんな事をしていると、色んな会社と折衝することになるので
まあ、それはそれで面白い。と、いうかそれがないとやってられん。
日本最大手の事務所とか、家電メーカー大手5社とかジャンルはホント多彩である。
今はぜんっぜん接点無いけど、そのうちJFAとか仕事できたら嬉しい。
これが可能性0じゃないかも、と思えるのが今の仕事のいい所。

・・・まあこうやって自分を励まし始めたのは、
これから始まる死の残業デーがオレを待っているからで・・・

ハゲないように頑張ろう。

2010年9月5日(日)
ザックとベック




大体フットボールとロックが大半を占める、このHPで
昨日は割と見所の多い一日だった。

まずBECKの映画。
まあ、映画が原作を上回るということは100回に1回あるかないかなので
あえて、その辺の議論は避けるが、
個人的には結構楽しめる作品だった。

なんつってもグレイトフルサウンドのステージ。
FUJI2009のグリーンとホワイト。そしてヘヴンが使われている。
雨が降ってきたとき、あんなにステージ上は濡れねえよ、とか
透明のレインコートなんてほとんどいねえよ(普通はブランドのレインウェア)とか
そんなツッコミを補ってあまりある、雨のステージ映像。
奇跡の起こるステージってあるんだよ。マジで。

終わり方もあと引きなくて良いと思う。続編の予感はしつつ、無くてもいい感じとか。
続編でアヴァロンを再現するならグラストンベリー行く必要ありだし。

・・・ここでふと気づいたんだけど、このスポンサー料のおかげで
今年のFUJIの豪華メンツが出来たのでわ・・・。ありがとうBECK。

エンディングのDon't look back in angerは強引な入り方の気がするけど
あの曲が流れちゃったら、もう何も言えない。
今さら説明する必要も無い名曲だけど、カラオケで歌っててもポカンとする人多かった。
この映画のおかげで、歌ったら、みんなネブワースみたいになってくれるだろうか。


そして、今度はザックの方。
ザックが就任する数分前にペケルマンというすっぱ抜き誤報が出ていただけに
なんつーか意外というか
「え!?ザッケローニ?」
ていうのがみんなの意見じゃないでしょか。

アルベルト・ザッケローニ・・・97-98中堅ウディネーゼを躍進させミラン監督に抜擢。
翌年(中田がペルージャに移籍したシーズン)にビアホフ、ボバン、レオナルド
といった前線で
終盤7連勝を挙げて、ラツィオが目前にしていたスクデットをかっさらう。
3-4-3に固執し、ミランの不調で解任。その後、ビッグクラブの「暫定監督」として使われる。

攻撃的といわれるが、イタリアでの攻撃的は100%守備か99%守備かの違いだから(笑)
その辺は期待しないよーにしたい。

いわゆる一流監督からは、1〜2ランク落ちるが、
日本では初めての海外クラブ優勝実績のある監督の就任でもある。
イタリア人の気質は日本人に近く、しかもザックは人当たりも良い。
選択肢として間違った方向ではない。・・・ベストじゃないけど。

イタリアのフットボール感は恐らく世界一マニアック。
攻撃の時の戦術。守備の時の戦術。そしてルーズボールの時の戦術。
全てにおいて「戦術」ありきなのだ。

イタリアリーグ経験者が長友と森本ぐらい。
長谷部、香川、内田などドイツ経験者が多くなりそうな今なら
ドイツ監督の方が良かった気もするが、ザックのポジティブな部分はもちろんある。
変に大物ではなく、中堅クラブを上手く操ってきた経験者ということ。
結果が全てに優先される超プロリーグの監督だったということ は非常に期待が持てる。

能力や決断力がなさ過ぎるあまり、世間の声(俊輔外し+本田中心)に踏み切れた前監督。
彼のように「一周して、たまたま正解にたどり着く」ようなことはないだろう。

負けたらクビ。
これがザックの知るフットボールの常識。

パラグアイ戦は日程的にザックの意向もクソもなく始まっちゃったけど
「勝った」という事実のみを重視するイタリアなら100点満点なのである。

2010年8月29日(日)
忙しく


なってきた。

こないだ行ってきたばっかりの大阪に呼び戻され

とんぼ帰りの格好で東京ビッグサイト。
デザインエキスポの視察。

…あれま、仲良し会社だけでなく競合他社も出展中。

新しい販促グッズの視察も含めて、色々チェックすることがあるなあ。

機能美とデザインが融合しているものは言うことなしだが
『機能優先』と『デザイン優先』
この場合の取捨選択は結構重要だ。

芸術家肌の人間なら間違いなくデザインが全てに優先するだろうが
こちとら営業畑出身の、会社の金庫から金を預かる立場である。
中世ヨーロッパのパトロンてワケじゃない。
デザインが「自己満足」に終わるか「仕事」として使えるものか
その辺は譲れないところだ。


そんなわけで、もしかすると年内一杯まで引っ張るかもしれない
仕事の数々。

休日を大切にしたい今日このごろ。